ひいき小森・人気大森の名言講座

常識・世間とは違う視点からの名言に心を楽に

ひきこもりは30年先を行く

これは、ある「ひきこもりの集う会」で中年の男性のスピーチ
の中で、心に残った名言だ。
我々含めて日本人は、世間の常識や空気から外れないように生活している。しかしその「世間」は社会全体から見てずれているかもしれない。時代遅れかもしれない。
30年前は「24時間戦えますか」のCMが流行語になっていて、残業・過労は当たり前。バブル弾ける前の好景気だったので、高い収入が保証されていたような時代だった。今は全く異なる。だから今の常識が将来も通用するとは限らない。
親の時代は、子供の頃はものが無くて、学校卒業して会社に入って結婚してがんばれば皆が豊かになっていく、そこが共通の居場所だった。
平成ころから、学校や就職のレールから一度外れると居場所が無くなり、復帰しにくい世の中になった。昔は家出して不良になるパターン。今はネットワークやスマホがあるから家にひきこもれる。
新コロナの影響で、ステイホーム!と言われる。ひきこもりの生活様式が認められてくる。
世間から離れて本を読み、価値観やものさし、生き方を考えるのは必要ではないだろうか。新しい発想や視点が将来のスタンダードになるかもしれない。